2008年4月30日水曜日

PythonでSQLiteを使う(データベースのインストール)

 Python2.5でデータベースを使うときに真っ先に考えつくのがSQLite。(Python2.5に元々入ってるから何もしなくても使える)2.4までは入ってなかったので、情報が少ない。せっかくなので使い方の紹介をしようと思います。

 SQLiteは、Cの小さなライブラリで、データベースエンジンとして十分な機能を持っています。Pythonには、pysqliteというSQLiteのインタフェースとして使えるライブラリがあって、Python2.5からは標準ライブラリになっています。

 SQLiteは小さなデータベースエンジンで、アメリカでは結構な人気が(ちゃんとその人気に値する実力も)あります。SQLiteはスタンドアローンで動いて、依存関係はありません。データベースのデータは、単一のファイルに保存されます。煩わしい設定ファイルはいらないし、サイズは小さいし、多くのアプリに組み込めるし、結構早いです。さらにパブリックドメインでリリースされています。

 pysqliteでSQLiteを使うのは簡単です。実際にやってみましょう。簡単なサンプルを通して、SQL構文そのものに慣れ親しむことも出来ます。

・まず、ライブラリーを手に入れる。
Python2.5以降には、同梱されています。次のステップへ。

もしも、2.4.1までのPythonを使っている人が居たら、これを機に、Python2.5にするのをお薦めします:-)

いろんな理由でPython2.5に出来ない方は、以下のウェブサイトからライブラリーを入れましょう。
http://initd.org/tracker/pysqlite

Windowsユーザなら、ダウンロードしてインストールするだけで動きます。(SQLite本体も同梱されています)

Linuxユーザだと、ディストリビューション毎のソースを落としてきて入れるのにあわせて、SQLite本体も必要かもしれません。ただ、多くのディストリビューションでは、SQLiteは既に入っているはずです。チェックしてみてください。もし入っていなければ、SQLiteは以下のウェブサイトから得られるハズです。
http://sqlite.org/

他の多くのPythonライブラリーと同じように、このライブラリーもインストールできます。まずライブラリーをビルドします。

python setup.py build

次に、インストールしましょう。インストール権限があるかは確認しておいて下さい。

python setup.py install

もし全部出来たら、pysqliteはインストールされて、使えるようになっています。
では、次のステップへ行きましょう。

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